運命の出会いとは何でしょう。

命と命のめぐりあい、
そこには文字通り、運も左右しますが、
より相性の合う、
と心の通じあうソウルメイトと出会いたい。

そのために何かできることはないでしょうか。

波長が合うという言葉もあるように、
出会いとは同じレベルで起こります。

自分自身の感性を磨いておけば
その研ぎ澄まされた感覚が
あなたに合う相手を嗅ぎ分ける嗅覚も向上するはず。

そこで今回は
恋愛運がアップすると誉れ高い
パワースポットを訪れながら
自からの”気”運を上昇させる方法を試みたいと思います。

未来へ向けて、心を過去から自由にさせる

より良い未来を切り開くためには
過去の延長戦上だけで物事を考えるのではなく
一度、心をまっさらにして

自分は何を望んでいるのかを
しっかり見つめ直すことが大切といわれます。

未来のカタチをはっきりとイメージして
強く望まない限り、望む未来は
あなたのところにやってくることはありません。

一度、過去のしがらみから
離れて思考を深めることはとても効果的。

悪縁を断ち切り、良縁を招く

もしも今の恋愛がうまくいってない。
悪い方向にいっているのはわかっているけど、
心が引き換えせない、やめられない。

といった状態にあるなら、
心当たりのある悪縁を、
断ち切ってみることからはじめましょう。

過去を断ち切り、
身軽になること、スペースを空けることは、
新しい「よいご縁」に
めぐり会うための第一歩です。。

「縁切り」にいいと評判のスポットが
東京からおよそ１時間行った所、北鎌倉にあります。

北鎌倉・東慶寺

井上ひさし原作で2015年の映画
『駆込み女と駆出し男』の舞台にもなった東慶寺。
（女性から離婚不可能な時代に、女性３人が過去と決別し再び強く生き抜く物語）

日本を訪れる観光客向けガイドブック
『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』で
全国でも数少ない三つ星を獲得した場所でもあります。

東慶寺は、明治時代までは男子禁制の尼寺。
江戸時代には、群馬県の満徳寺と共に
幕府承認の縁切寺（全国で二箇所のみ）となり、
女性救済の寺として明治に至るまで
縁切りの寺法を受け継いできました。

江戸時代までは、女性から離婚を申し出ることはできませんでした。

どうしても離婚したい女性は
こちらで髪を切ってお経を読み
和裁などを行い修行に耐えたといいます。

そんな歴史があることから、
現在は過去の想いや縁を断ち切ることで良縁を結ぶ
ためのパワースポットとして名を轟かせています。

都会から１時間程度なのに周囲は山に囲まれており、
大自然に抱かれている感覚になりとても癒されます。

まさにしがらみから解放されるにはもってこいの場所です。

さて、過去を清算、清算。

鎌倉・本覚寺

過去の縁を断ち切った後は、
いよいよ未来へ向けての決意を。

北鎌倉のおとなり鎌倉の本覚寺へ。

ここには毎日握ると福が来るという
握り福があります。

種類は「愛」「健」「学」「財」「福」の５つ。
握り福はお坊さんたちの手作りで
色も形もひとつひとつ違うのです。(1個500円)

また、境内には赤い帽子をかぶった
「幸せ地蔵」と呼ばれるお地蔵さんがいます。

とても穏やかな表情をしているので
見ていると気分がとても落ち着いてきます。

日常の喧騒の中、
自分の中にこびりついたサビを
取り払う心のデトックス効果があるうえに、
このお地蔵さんの頭を撫でると、願いが叶うと言われています。

撫で撫でしてきましょう〜

日本古来の開運法”お水取り”にチャレンジ

お水取りとは
「指定された日時に、指定の方角に、お水を取りに行く」こと。

人それぞれ方角は異なり、
生まれた日時や場所から算出していきます。
皆さん「吉方位」と入力して検索してみましょう。

”キレイな場所でキレイな水を飲んでくる”
これだけでも十分効果がありますが

自分の家の水を汲んで持って行き、
お水取りの場所で捨て、
新しいお水を持ち帰るとより良いと言われています。

日光・二荒山神社

ここでは、東京からほどよく遠く、ほどよく近い
知る人ぞ知るお水取りの名所
日光東照宮の裏にある
二荒山（ふたらさん）神社をとりあげます。

日光へは東京浅草から１時間50分。
（特急スペーシアを利用）
日光駅から東照宮までは国道を歩いておよそ20分。

立派な馬車道があらわれます。
馬車道を越えて
山林を越えて
そして道路を少しあるくこと合計さらに10分。
日光二荒山神社に到着します。

縁結びの強力なスポットで、
敷地内には良縁にまつわるご神木が複数あります。
１つの根から、仲良く２つの杉が寄り添う夫婦杉。
その隣には同じく1つの根から２本の杉と小ぶりな杉が並ぶ親子杉。
出会い、家庭円満、子宝などご利益があります。

神苑には、触ると心が丸くなる石や
縁結びの笹などがあります。

神苑の奥には、
日光の霊水「二荒霊泉」でお水取りができます。

知恵がつき、目の病気に効能があり、若返る
「知恵の水」「酒の水」「若水」の３種類があります。

飲んだり触れたり、気を吸収することで、
良縁の運気を高め、運気を定着させます。

ジュエリーやパワーストーンを
霊水で洗うことにより、浄化することができます。

ボトルも近くで売られていて、
お水取りをして持ち帰ることができます。

飲む日数は「九日がいい」「長ければ長いほどいい」
など諸説ありますが、基本的には
細かいことは気にせずに、自分の心に従って、
気持ち良く好きに飲むことが大切です。

「月次祭（つきなみさい）」からパワーをもらう

箱根・九頭龍神社

縁を結びたい女性なら一度は行きたい有名スポット。
特に年に一度だけ行われる「例祭」というイベントは
大人気なので芦ノ湖から神社に行くフェリーも大混雑。
予約が取れないことも多いので早めに準備しましょう。

今回は、近所のホテルから歩いていきました。
九頭龍神社は通常は無人です。

月に一度の「月次祭（つきなみさい）」という神事が
行われるときだけ開かれます。
公式HP(リンクリンク）で日程をしっかりチェックしておきましょう。

九頭龍神社とは
もともとは龍神様を祀る神社。
龍神様は水を司る神社ですが、
他に事業発展や縁結びなどのご利益があると言われます。

毎月行われる「月次祭」が行われるときのエネルギーは
日本のパワースポットの中でも有数なものと言われています。

とても神秘的な空間になります。
日常から解き放たれ、
「愛」に向かうパワーを自らの内にひたためましょう。

日本ではじめて結婚が行われた場所にて占う

松江・八重垣神社

縁結びの本場、出雲へ。
出雲神社のある出雲市のお隣
（バスと電車を乗り換えて２時間弱/レンタカーなら１時間弱）
松江市にある八重垣神社は日本で最初の結婚が行われた場所といわれています。

スサノオノミコトがヤマタノオロチを退治した後に
奇稲田姫（くしなだひめ）と結婚し、居を構えた場所。

神社には、その奇稲田姫が鏡として使ったとされる
「鏡の池」があり、
この池で、結婚運や出会い運が占えるというのです。

社務所で和紙を購入。
和紙の上にコインを載せ、池に浮かべます。
その沈む速さや、沈んでいく場所で
結婚の時期や嫁ぐ場所を占います。

速く沈むと速く嫁げる。
遠くに沈むと嫁ぎ先が遠いなど。

和紙が水に沈むと
和紙から文字が浮かび上がり
お言葉が浮かび上がります。

とても心穏やかな時間を過ごすことができ
心の感度がぐっとあがり、
良縁に近づきます。

潜在意識によりよいイメージを

相性やご縁というのは
ロジカルに考えていてもなかなか出会わないもの。

神頼みなんて〜という人も
一度やってみることをおすすめします。

なによりも自らの潜在意識に
よりよい未来のイメージを刻む。

そして恋への感度を高めておくことは
必ず、何らかの実りをもたらすと信じて。
Let’s go!!