今回は少し地に足のついたお話をいたします。
仕事の能力と経済力のある女性も
ひと昔と比べると増えてきました。
人気漫画家の西原恵理子さんも
「男に頼りきるのは危険。王子様を待たないで。
社長の奥さんを目指すより社長になろう。
しっかり仕事をして自分を磨こう。
お寿司と指輪は自分で買おう。
自腹で食べたほうがうまい!」
と語っています。
この言説に、うんうん、
と力強くうなずく
自立した女性も少なくないのでは、、、
そんな女性の中には
「このまま家賃を払うのももったいないな、
思い切ってマンションを買ってしまおう」と
住宅購入に踏み切る女性も
多いかと思います。
おひとりさまへの不安と結婚への期待の間で
昨今では、住宅ローンの審査も
一頃に比べると緩やかになりましたので、
月15万でも20万でも、
安定した収入があれば
住宅ローンの審査にパスすることも多くなりました。
また、未婚率が急上昇中で、
生涯を独身で過ごす女性も増えています。
また、結婚しても3組に1組が離婚し、
子供がいれば8割以上の場合で
母親が親権をとり、
シングルマザーになっている現実があります。
そういった「おひとりさま老後への不安」に対して
「お金に働かせましょう!」と
投資用不動産会社が
OLをターゲットに積極的に
営業をかけているのも昨今の事情です。
「将来への不安と、でも結婚すればなんとかなる!
という楽観との間で揺らぐ中、
時間はどんどん過ぎていきますよ」
と背中を押され、
「このまま家賃を払い続けるのはもったいないから、
思い切ってマンションを買っちゃおうかな」
と投資用でなくても
居住用に住宅の購入に踏み切る
アラサー、アラフォーの女性も多いことでしょう。
住宅購入は損か、得か
「これまでの家賃と同じ額なら、無理なく払っていけるはず」
と考えるのは失敗のもとです。
住宅展示場などにいる
FP(ファイナンシャルプランナー)の
提案はたいてい、
展示されている物件がちょうど買える
“都合の良い”プランばかりです。
自分の家を持つと
固定資産税がかかります。
賃貸とは違って修繕費も自己負担になります。
親の介護、収入源、
結婚している場合は離婚など
様々なリスクが発生する可能性がある中、
不動産会社側に立った
FPの提案は
「最悪の場合は住宅ローンも税金も払えなくなって物件を手放すかもしれないけれど、
そうしたリスクをしょって、買える時に買っちゃいましょう!いまが買い時ですし」
という意味なのです。
なので、自分なりに検討を重ねることが大切です。
少なくとも心がけて欲しいのは
ギリギリ目一杯の返済プランにはしないことです。
例えば退職金でまとめて
残債を返済するというプランは危険です。
これから先の長い一生を見こして
プランを立ててください。
慎重な話が続いてしまいましたが、
持ち家やマンションは
絶対やめたほうがいいというわけではないのです。
住宅を購入し、不動産という資産を
形成するのは良い側面もあります。
物件や立地が良ければ、
資産価値はさほど落ちないので
購入時とほぼ同額で売却することも可能ですし、
ローン返済後は
住宅ローンがほとんどかからない上、
何より、生活の満足度があがるという人が多くいらっしゃいます。
慰謝料の額は想像しているよりも少ない
夫が高給取りで
実家も財産持ちだからといって、
離婚のリスクを低く
考えている女性はとても多いです。
離婚裁判になったときの
慰謝料は約50-500万がほとんどで、
自分が見積もった金額以下になる人が圧倒的多数です。
また、離婚の理由が
「性格の不一致」というように
夫婦どちらかが一方的に悪いわけでなかったりすると
慰謝料の請求はできません。
慰謝料が請求できるのは、
配偶者に明らかな非があって
離婚に至った場合です。
不貞行為(浮気)、暴力(DV)、経済的な暴力(生活費を入れない)
などがあった場合です。
離婚と財産分与
上場企業の社長と結婚したとしましょう。
彼の資産総額は数十億を超えています。
結婚する前に会社を譲渡し、
今は気ままに暮らしているとします。
そんな夫と別れたとしましょう。
その時、財産分与によって
あなたに入ってくるお金はほとんどありません。
結婚してからの旦那の稼ぎが共有財産となるからです。
結婚後の共有財産のおよそ半分が分与されるのですが、
ここでのポイントは
“結婚後に気づいた財産”
というところです。
このあたりを勘違いしている女性は
多く見受けられます。
離婚を考える段階になって、
え!これしかもらえないの!!となっても
後のまつりです。
リスクへの備えについて考える時間を持つ
気が進まないかも知れませんが、
いい機会だと思って
考えられる最悪のシナリオを
把握しておくことはとても大切です。
そうするだけで、
普段意識することのない
潜在的リスクがあることに気がつき、
対処法についてあらかじめ冷静に考えられますし、
それがわかれば
「ここまでは大丈夫」
と安心して人生を攻めていくこともより可能になります。
そうなれば、
何よりも前向きになることができるので
たまには考えてみましょう!!
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